大澤賞・飯島賞及び大澤奨励賞・飯島奨励賞:授賞規定


フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会
大澤賞・飯島賞、及び、大澤奨励賞・飯島奨励賞授賞規定

1.【趣旨】
フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会(以降、本会)における、原則として40歳程度以下の若手研究者による優秀な学会発表に関して、大澤賞・飯島賞、及び、大澤奨励賞・飯島奨励賞を設ける。

2.【大澤賞、大澤奨励賞】
大澤賞、及び、大澤奨励賞は、フラーレン及びその関連物質についての理論・実験・応用開発に関する発表に対して授与する。

3.【飯島賞、飯島奨励賞】
飯島賞、及び、飯島奨励賞は、ナノチューブ及びその関連物質についての理論・実験・応用開発に関する発表に対して授与する。

4.【選考対象の要件】
 @大澤賞・飯島賞、及び、大澤奨励賞・飯島奨励賞の受賞対象者は、本会の主催する夏期シンポジウムにおいて講演を行った者とする。
 A本会学会賞への応募は、一人一件に限る。

5.【受賞資格】
大澤賞・飯島賞、及び、大澤奨励賞・飯島奨励賞の受賞対象者は、本会会員であることとする。

6.【応募方法】
大澤賞・飯島賞に応募を希望する者は、当該シンポジウムの発表申し込みの際に、自薦により応募する。

7.【応募書類】
大澤賞・飯島賞の応募に当たっては、以下の書類を本会事務局あて郵送すること。
 (イ)応募者の簡単な履歴書(A4サイズ1枚、書式不問)
 (ロ)自薦理由書(A4サイズ1枚、書式不問)
 (ハ)今回発表する要旨(A4サイズ1枚)

8.【発表】
発表にあたっては、審査を可能とするに充分な内容を示すこと。特許等の関係で十分な研究に関する情報の開示がない場合、審査対象から除外することがある。

9.【選考委員会】
 @大澤賞・大澤奨励賞と飯島賞・飯島奨励賞の選考に当たっては、それぞれ選考委員会を作り、その委員会があたる。大澤奨励賞と飯島奨励賞は、大澤賞と飯島賞の最終審査に残った候補者のうちで、大澤賞と飯島賞に選ばれなかった候補者から、それぞれの選考委員会にて選考する。
 A各選考委員会は、本会の幹事から委員長を選出し、委員長が当該研究分野に関係深い本会会員数名に選考委員を委嘱して、形成する。選考委員長の選出には、幹事会の同意を要するものとする。選考委員長の任期は2年とし、幹事会の同意を得て再任を可能とする。
 B大澤賞・大澤奨励賞と飯島賞・飯島奨励賞の審査委員は、当該夏期シンポジウムの参加費を免除する。
 C選考委員会のメンバーが、応募者と共同発表者である、もしくは特別の利害関係があると認められる場合、当該応募者の審査に関して、該当する選考委員は、審査には加わらずオブザーバーとして選考委員会に参加する。

10.【審査】
各賞の審査は、原則的に夏期シンポジウム開催中に行い、審査が長引く場合には、選考委員長の判断により適宜審査期間を延長することができる。ただし、審査期間は、当該シンポジウムが行われた年の10月31日までとする。各選考委員会は、選考結果を幹事会構成員に報告し、その承認を得た上で受賞者の決定をする。審査結果は、当該年の12月25日までに応募者に告知される。

11.【表彰】
各賞の表彰は、翌年の冬期シンポジウムの懇親会に於いて行う。受賞者には、賞状と記念品を贈呈すると共に、当該シンポジウムと懇親会の参加費を免除する。

12.【附則】
本則は、2004年1月7日の幹事会で承認後発効する。
本則の改定を2008年6月10日の幹事会で承認した。
本則の改定を2009年6月1日の幹事会で承認した。
本則の改定を2009年9月1日の幹事会で承認した。
本則の改定を2023年3月1日の幹事会で承認した。